困難なことはたくさんあれど、問題はたくさんあれど、復興へ向って行くニュースが中心になっていってもいい頃なのに、原発のことが落ち着かないお陰で、ニュース見てると、ちょっと凹む。16年前のこの時期は・・・と、考えるのもせん無いこと。
たまには、その話題でない日記を書こうよ、とも思う。
と言うことで、AC〜ではなくて、NHK。
大河ドラマ。
どうなんだこれは。
そもそも、何故子役を使わなかったのかと思っていた。
主演女優の子供っぽい芝居が・・・と言う人も居るけれど、しょうがないよ、実際の江の年齢を考えたら。なんせ、北ノ庄城落城の時で11歳。だから子役を・・・。
しかし、この後、一回目の結婚、二回目の結婚とばたばたっと進行するわけで、それを考えると、子役から大人へのバトンタッチが難しそう。
しゃあないのか。ま、子供っぽくやってる女優さんが、どう大人になって行くのかを楽しみましょう。などと思っていたのだが。
どうにも、なんだかなぁ、と言う匂いがしてきた。
新しい父、柴田勝家と三姉妹の葛藤と和解とか、なんだか一昔前のホームドラマで・・・いや、はっきり言うと「池中玄太」を狙っているのではないかと思った。
そして、秀吉の描き方があまりにあんまり。信長、光秀、家康との差は何?家康様は何もかもお見通し、みたいな。でもって、北大路欣也さんが家康を演じているわけで、脚本が同じ人だし、どうしても「篤姫」の時の勝海舟とだぶってしまう。
やたら信長が出てくるのも・・・。あれでは、江に信長がとりついてまっせ。
「TAROの塔」は楽しく見る。いや、松尾さんの岡本太郎っぷりにもびっくりしたが、最終回の常盤さんの敏子さんがお見事。太郎さん没後のインタビュー風景。お顔は全然違うのに、あぁ、敏子さんだと思う。
太陽の塔の地下の仮面達。これがみんぱくのスタートになるんだよ、ってな話までは出てこないけど、そんな講釈を聴かされるうちの相方。
で、やっぱり、ちょっと胸が痛い。あの時、もっと積極的に敏子さんにお声を掛ければよかった。詩ボクの打ち上げ。小さな身体で跳ね回る敏子さん。「みんぱくで働いてます」「2回戦以降に進んでいたら、太陽の塔の詩を詠むつもりでした」と言う言葉が、出せなかった。なんか、媚を売るみたいで。太陽の塔の詩は、敏子さんがジャッジに入っておられることで、それこそ媚を売っていると取られるのが嫌で、少なくとも1回戦には出せないと思っていたし。人生の中で後悔している事は?と問われたら、答えのひとつは、これだな。
・・・まぁ、あの打ち上げでは、私は巻上さんの声を掛ける事でいっぱいいっぱいだったのだな。うん、とても贅沢な体験をさせて貰ったし。そこは後悔していないぞ。