川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

お月様や〜い

【公演初日まで、あと7日】

 今日の夜空は、どんなもんだろうね。関東は絶望的なようだが。明日は詩のボクシング全国大会だというのに荒れ模様。私のときは、台風直撃で、来られなかったお客様帰れなかったお客様もずいぶん居たようだが。今年はそんな事態になりませんように。そして、がんばれ小笠原淳!イイノホールに嵐を起こせ!

 さてと、お月見。お月見団子は、楕円形のお団子にあんこ、の関西風で育っている。絵本や漫画で丸いお団子が積み上げられているのを見ているので、あれもお月見団子として認識しているが、実際に食べるものとしての実感がない。こっちでは両方売ってるけど、関東に行くと、売ってないのかなぁ。来年は、自分で作るか。
 里芋、これは衣かつぎで食べたい。と思ったのだが、うむむ、私好みの小粒なのが売ってない。う〜ん。煮物、をする根性のない、今の状況。ちょいと手抜きで出来合いを買ってくる。ま、夕方、もう一度買い物に出るから、その時小粒のお芋があったら、衣かつぎにしよう。
 しかし、肝心のススキが無い。子供の頃はそこら辺になんぼでもあったけど。見当たらないなぁ。

 月といえば、かぐや姫。姫が月に帰った後、帝には不老不死の薬が残された。姫の居ない世で不老不死に何の意味があろうかと言う帝の意向で、この薬は富士山(不死の山)で焼かれる。その煙はいつまでも絶えることが無かった。
 つまり、この物語が成立した時期、富士山はまだ煙を上げて活動中であった、と言うことが分かるのだとか。
 成立時期、と言うことで言うと、このお話は十二単で描かれていることが多い。でも、十二単を着ていた時代に「今は昔」と書かれているのだから、奈良時代ぐらいの衣装でないと可笑しい、と言う話もある。で、失敗した貴族達にもモデルが居て、政治的な意図があるとか無いとか。…ロマンがどこかへ行ってしまうようなこの手の話も大好きです。


 ちなみに、十五夜は今日だけど、正確には明日が満月、らしい。月のウサギは、「狭いなぁ」などと文句も言わず、今日もお餅をついてます。ペッタラコ。