川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

明日は小屋入り

【公演初日まで、あと2日】

 なんと、美容室に行ったらいつもの彼女が居なかった。最近は、平日は他の店舗に行っているとのこと。うむむ、そこまで行く余裕が無い。これも、新しい土地へ移った時のための予行演習。神様の粋な計らい。と考え、若いお兄ちゃんに任せる事に。う〜ん、しかし、やはり難しいわね。髪のことと言うより、アトピーの話。彼もアトピーらしいのだけれど、ちょっと会話の方向が…。いつもの彼女であれば、私が今は、かなり落ち着いていることも分かっているのだけど。いかにも、「良くないですね〜」というテンションで治療法のことをあれこれ聞かれ「僕はね」と言う話をされるのは、本番前にはきついですよ。やれやれ。でも、ま、世間はこんなもんなんだろうな。これも学習。

 帰りの電車から見た夕焼けは、見事。西の空に、金色の龍が昇っていた。ふっと、「金赤」と言う言葉が口をついて出る。
 十代の頃、ガラス細工に夢中になっていた。神戸のガラス細工屋で見つけた真っ赤なコップ。「金赤やで」と説明された。当時の私には、かなりの思い切った買い物。あまりの存在感に、何かを入れて飲むことも出来ないまま、傍に飾って眺めていたっけ。ちょっと懐古。

 それより稽古。

 晩御飯作りは放棄。例によって、近所の書斎(ファミレス)へ。台本の読み直し。前から読み、後から読み、お茶を飲み。今日飲んだのは、しょうが焙じ玄米茶、オレンジミントティー、野イチゴ茶。ここに来るのも、あと何回くらいかな。

 さて、明日は小屋入り。仕込みである。事故無く怪我無く、予定通りに進みますように。