川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

空を行く

 本番が近付くと、走り出したくなる。足がむずむずして、心がぴょこぴょこはねだして、うわあ〜!と叫びたくなる。
 と、そんな心で自転車をこいでいると、大変危ない。注意力がどこかに走り出し、…昨日は車に接触されかけるわ、飛び出し自転車に当たりそうになるわ。(どっちも、私の所為やないよ〜。でもって、「せい」って漢字は「所為」なのね。というか、「所為」の読みが変化して「せい」だったのね。最近知った。)

 今日も午前中にちょいと買い物。近所やし、歩いていきたいところだが、過密スケジュールに付き、自転車。気をつけて気をつけて…。ふと、空を見ると、布団を重ねたような雲。隙間から見えるくっきりとした青空。
 と、その空に、白い影。あ、あれはなんだ、ネズミか?もぐらか?いや、飛行船だ!行き過ぎてしまうまで、ぼ〜っと見ていたら、首が痛いや。傍のマンションのベランダに出てきたご婦人からは、なに人の家見てんの?的視線を送られる…。

 飛行船って、いいね。あの丸っこいボディ。のほほ〜んと浮かんでいる感じが、飛行機のシャープさと違って、愛くるしい。

 小学校の頃、某TV番組が飛行船を飛ばして中継をしていた。ある日、学校の近くの空をその飛行船がっ!遂にこの地にも来てくれたか!とみんなで大騒ぎして手を振ったっけ。



 …実は、何かの事故で、予定外に空を漂っていたらしい、というオチには参ったな。