眠れないまま引越屋さんを迎えることになりそう・・・・
と言う予想は見事に当たる。
ということで、15日の夜明け。一睡もせぬまま荷物と格闘していたが、一息つこうと思う。実家から差し入れられた、某飛行機会社の機内で出されるカップめんのシリーズに手をつける。あ〜、疲れてるね。うどんを手に取ったつもりが、ラーメンやった。お湯を注いでから気が付いたよ。「ま、まぁ、いいいでしょう」と、はふはふ食す。しみる〜。飛行機柄のかまぼこが可愛い。○○deSKY(○○ですかい)と言う脱力気味なネーミングセンスが、好きよ。
あっという間に時間が過ぎていく。まだ完了せぬままに、引越屋さん到着。この程度は想定内なのか、テキパキと出来上がっているものから運び出し、まだなものは手伝ってくれる。
さすがはプロやね。力持ち。書籍類は重いので、基本的にSサイズの箱に詰めているのだが、それでも十分に重たい。それを、ひょいと二箱抱えて持って行ってしまう。早い早い。大きな物もひょいひょい。あっという間に物が無くなっていく。
様子を見に行こうと外に出て、マンションの玄関で見たものは、山積みの箱箱箱。マンション前が狭い為、本体のトラックは少し離れたところにスタンバイしているらしく、小回りのきくトラックが2台でピストン輸送していたのだが、部屋からの運び出しの方が早いために、この事態。で、一時作業がストップしたりもする。
これって、ウイングフィールドでのばらしの時みたいやなぁ。
気が付けば、写真を撮るのをすっかり忘れていたことに気が付く。箱屋敷の惨状は既に無く、ガランとした部屋を撮影。
昼過ぎに引越屋さん撤収。入れ違いに、お昼ごはんの差し入れを持って母到着。暖かい日差しの満ちた和室でピクニック気分。しばしの憩い。
さて、ここからがお掃除タイム。6年間の暮らしの垢を落としていく。家具類をどかした後の汚れはなかなかのもの。いやはや。でも、障害物の無くなった部屋の掃除は、気を使うことが無いので、しゃかりきにやれる。学校の教室掃除みたいだな。あまり、ここに来たことの無かった母は、前日の箱詰めと本日の掃除とで、我が娘の手抜きっぷりに呆れたらしく、合間合間にお説教。あ〜、もう、それは自分でわかってるんです。この引越は仕切りなおしの気持ちで居るのに、そんなにあれこれ言わんでくれ〜。疲れと大阪を離れる寂しさもあって、ちょいと泣きモードに入ったりもする。まったく。
それにしても、最後の退出までバタバタ。明日の荷物受け取りは午後なので、午前中に掃除する為の掃除機やら何やらを宅○便で送ろうと思っていたのにタイムオーバーやったり、管理会社の方が来られた時に、まだ掃除中やったり、相方が「鍵が無い!」と言い出したり。新幹線の時間も迫ると言うのに。無事に見つかったから良かったけど、焦ったよ。
母はさぞや呆れて心配になっただろうな〜。まぁ、何とかやって生きますよ。
ということで、いよいよ、旅立ちである。