川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

歩いた歩いた

 一昨日(おととい。関西人には、おとつい)は、某小学校で表現教育アシスタント。
 電車が遅れて、焦る焦る。駅からダッシュ!ひぃ〜。

 3時間連続。・・・ん、まぁ、高校講師時代は4時間連続と言う事態もあったけど。

 終了後、お昼ご飯を食べる。まっとうに定食。さわらの味噌漬けが嬉しゅうございます。

 さ〜て、ここから歩け歩けでございます。

 まずは、花伝舎まで。電車に乗ってもなんだなぁと言う位置関係。テクテクと歩く。20分くらい、だったかな。花伝舎で置きチラシ。よろしくお願いしま〜す。
 テクテクと歩いて、西武新宿駅方面へ。そこから歩ける範囲の劇場2ヶ所で置きチラシ。
 テクテクと歩いてJRの新宿駅へ戻る。山手線で原宿へ。JET ROBOTへ置きチラシ。昼間のJETって、新鮮。ちょっとドギマギ。
 テクテクと歩いて地下鉄の明治神宮前駅へ。ここで乗ってしまうとちょっと早い。ここだよと言わんばかりにファミレス。ドリンクバーでちょいと長めの居座り。宮沢賢治の読みなおしやら、表現教育のプラン作りやら・・・仮眠やら・・・寝不足が、応えますわ・・・
 地下鉄に乗って乃木坂へ。ん〜、お花屋さん、無いかしら?目的地は駅前すぐなのだが、いったん素通り。
 テクテクと歩いてその先のコンビニを目指す。ガムを買って戻りかけたら、あら、あったよ、お花屋さん。小さな花束・・・自分の花選びのセンスの無さにちょっと凹む・・・き、気持ちが大事よ〜、と自分を励まし、劇場へ。

 ピアノのある空間なので気になっていたし、置きチラシもお願いしたかった所に、友人出演の公演、しかも三人姉妹もの。ちょうど東京に出ている日と重なって、これは観に行くしかないでしょう、だったのだ。もう、一人企画の公演前は観劇は諦めモードだったところに、ラッキーでした。

 ピアノのある小さな空間は、ちゃんと客席は階段状で、良いなぁ。でも、宮沢賢治をやるには、ちょっとお洒落すぎるかな。土とか風とかの匂いを起こすには・・・ふむ。でも、良い空間でした。きゅっと濃密な時間が流れます。

 芝居は、やはり、一日の疲れがどっと来ていたみたいで集中しきれない部分もあったのだけれど、やはり、3人姉妹と言うテーマは、心をざわつかせます。特に、後半はね、私、次女だし。そう転がるのかぁと。長女と三女が楽しげに連れ立って部屋を出て行ったときの「また」と言う次女の声と表情が、刺さりました。そのシーンが自分の中でリフレインしています。

 ちょっぴり残念だったのは、開演前のピアノ弾きさんの煙草。劇場、美味しい物も食べられる場。そこに煙草の臭いは、ちょっと辛かったです。最前列だったし。慌てて、マスク装着でした。嫌味じゃなくて、ね。自分の身は自分で守らないと。

 終演後、天明嬢に挨拶してお花渡して、チラシを渡して・・・。彼女との出会いは本当に不思議。ご縁の糸を感じております。

 と言うことで、帰宅。とどめの駅から家までの登り坂テクテク。歩数計を付けて歩きたかった一日でした。