川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

言葉まみれ

 昨日の午後は六本木へ。

 千賀ゆう子企画公演「S」シリーズ番外編
「DUO(冬のかたち)」
〜音楽家と役者がテキスト(現代詩・小説・言葉の断片ほか)を用いて紡ぐ即興的演劇的空間的上演〜
出演/千賀ゆう子+竹田賢一(エレクトリック大正琴

 判る、ものを見ようとすると、混乱する。そこにあるのは言葉の断片。具体的に見せたいのか、抽象に留めたいのか、微妙なラインだなぁと思いながら見る(聴く?感じる?)。女優千賀さんの持つ緊張感で維持される空間。言葉の力より、そちらの方が強かったか・・・

 そんな事を思いながら、夕暮れ、高田馬場へ向う。

 今日は、ベンズでケーキが食べたい!

 何故かずっとその頭があったので、夕食は先に食べておこうと思い、手近なファミレスで、ちゃちゃっと。原稿の読み直し、喋りたい事を含めての時間計測。

 と言うことで、ドキドキしながらベンズカフェへ。

 月一回のぽえとりー劇場の一年の締めくくり、紅白ぽえとりー劇場。何故か審査員&ゲスト朗読。ドキドキと、プレッシャーを感じながら。
 ベンズの壁には、見覚えのあるタッチの絵。あぁ、桜舟さんだ。以前、ここでお会いして、個展も行きたかったのだけど行き損ねて、その事がずっと心に引っかかっていたのだ。あぁ、嬉しいなぁ。ほっとする。
 ・・・御本人もいらしていて、紅白にも出場され、実は大変な経験をされたと言うお話にびっくりする事になるのだが・・・

 やがて、主催の服部剛さんが現れ、詩人の皆様も続々と到着。私はドキドキの審査員席へ。ヤリタミサコさんは、はじめまして〜。で、死紺亭柳竹さんにrabbitfighterさん。ここに自分が入っている事にもじもじ。よろしくお願いいたします。 審査するからには一言も聞き漏らすまじ、まじ、まじまじ・・・。18時半から始まって、休憩も挟みながら、終われば23時過ぎ。頭の中は言葉でいっぱいいっぱいでございました。

 出場の詩人の皆様、審査員の皆様、そして服部さん、皆々様お疲れ様でした。楽しい夜でございました。


 あ、ケーキは、キャロットケーキをいただきました。甘さ控えめで私好み。むふふ。


 

 ・・・大丈夫です。覚えてます。審査員としてのもう一仕事。総評・・・