川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

備え

新たな被害想定が出るたびに、当然のように数字が大きくなる。で、それに、いちいち驚きの声を上るのはどうだ、と思う。どんだけ呑気だったの?
 
 数字の大きさが代わっただけ。以前の想定だって、十分大きかった。行政はともかく、個人として意識しておかないといけないことは、変わらないと思う。活動期に入っているのは確かだし、想定はあくまで想定。それより小さくすむかもしれないし、大きくなるかもしれない。数字に惑わされたくない。

 最近気になるのは、あまりに津波の衝撃が大きかった所為か、そのことばかりになってる事。倒壊、火事の怖さ。忘れてないか?
 と思っていたら、昨日発表された首都地震の想定にはそのあたりも出てましたな。

 あと、夏想定をしないと、と思う。帰宅困難とか、大変なことになる。
 阪神淡路も東日本も、寒い時期だったのは不幸中の幸いだと思ってる。寒さは、火を焚くこと、人と共にあることで、耐えることが出来る。あれが夏の盛りだったら、と思うとゾッとする。電気が止まろうものなら…。
 帰宅困難の際のシミュレーション兼訓練、夏場にもやった方がいいのでは?と思う。

 避難グッズに、濡らすと冷えるタオルの類、入れておかないと。去年、色々出ていた中で買ったやつは、私にはいまいちだった。違うタイプのにしないと。……肌に当たるもののチョイスは難しいアトピっこ。やれやれ。

 
 最近思うこと。「3・11」と言う言い方が、どうにも引っ掛かる。なんだか、過去の事件の名称っぽくて、釈然としない気持ちになるのだ。「3月11日」と言いたい。自身の暮らしに繋がっている日として認識しておきたい。数字だけだと、記号っぽくなってしまうようで……。

 さて、相方が読み終わった「小説・震災後」、そろそろ読み始めよう。