川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

歳を重ねる

 またもや、花伝舎。お、2階に上がるのは初めてだ。それだけでワクワクする、ただの嬉しがりですな。

 今日と明後日は、表現教育指導者養成講座の「ワークショップ体験とレクチャー」。
 ん?これ、2劇でも使えるんと違う?な事もあり、ウフフな一日。
 講師の方のお名前が「ゆたか」さん。女性。「男性だと思ってた人居るでしょ?」とお話が始まる。
 色々、困った事や苦労された事があったそう。でも、今は名前だけで導入に使えて、良かったと思えるとのこと。
 そういえば、ロザンの宇治原君も「ネタに使える名前で良かった」というような事をどこぞのコラムで書いてたな。

 子供の頃や若い頃に嫌だったこと、傷ついたこと、コンプレックスだったこと。それをプラスに転化出来る様になるには、少し時間が必要。だから、人は途中で人生終らせちゃいかんよ、もったいないよと思う。それは、自分自身の実感。あの時、絶望感でいっぱいになったあの時、終らせなくて良かった。傷ついた事、苦しんだ事が解消されたわけでは無い。でも、そんなあれこれを笑い飛ばして受け止めることが出来る今の自分が、ちょいと嬉しい。
 親に対しても、そうだな。どこかでそりが合わず、随分腐っていたこともあったけれど、今なら、それも笑い話にして話せる。完璧な親なんて居ない。あのころの両親なりの精一杯を示してくれていたんだと判る。いやいや、ご苦労様でしたと言える。
 そして、彼らから見たら、いつまでたっても私は心配な娘であることも判る。ただ違うのは、今は、私のほうも親の心配を出来るということ。頼ってくれていいのだよと言える事。(はなはだ、頼りないということも、承知しております〜。)

 う〜ん、十年前、東京から大阪に戻った頃の自分からは想像していなかったな(再びの関東暮らしってのも想定外やけど)。色んな事を感じ、考え、思っても居なかった方に歩いている。そんな今の自分が面白い。歳を重ねるって素敵だなと思う。

 ってなことを思うのも、過ぎ行く夏の気配を感じるからか?9月には、誕生日がやってくる〜。