今回の発見。
「浜田先生、ひょっこり好きですなぁ」
この短い物語に、何回、「ひょっこり」って言いますねん。お陰で、当日パンフにもひょっこり、使ってしまいましたがな。
そして、さり気なく挟まれる木々の描写は、ふっと村や山の景色を浮かび上がらせてくれます。その的確さにわくわく。
あと、対比の面白さを感じました。
・ふたりのきこりが一緒に山の小道を上ってやってくる光景と、赤鬼と青鬼とが連れ立って山の小道を下っていく光景。
・貼り紙を残して青鬼の家に向かう赤鬼。そこで目にするのが青鬼の貼り紙。
さらっと読んだだけでは気が付かなかったなぁ。じっくり取り組んだ事で感じるあれこれ。
宮沢賢治作品をやっていても感じる事だけれど、長く愛される物語である理由は、お話の内容だけではないのだな。
そんな発見も嬉しい稽古期間でありました。
30分の物語、「無理〜、覚えられない〜」とパニクった時期もありましたが(苦笑)。
さて、次、第三夜はどうしましょうかね。
ポエトリーリーディングもやってみたいのだが、さて、ソロで30分の投げ銭ライブって、お客様は集まるやろか。
私としては、詩のライブ?何それ?と言う人に、こういう世界もあるよとお試しで体験してもらえたらいいなぁと思うのですが。
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☆川島むーのなんかやる夜 〜第2夜〜
ひとり語り芝居「泣いた赤おに」、鬼についてのお喋り付き。
作:浜田廣介 構成・演出・出演:川島むー 作曲・演奏:岩倉さと子
【日時】
2015年1月29日(木)20時〜
【場所】
兎亭(江古田)
東京都練馬区旭丘1-46-15
金健ビルB1
http://members3.jcom.home.ne.jp/usagitei11/map.html
【料金】
投げ銭 + ワンオーダー
【企画・制作】
お茶祭り企画