川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

ポエトリー・ナイトフライト決勝作品

  昨日のポエトリー・ナイトフライト決勝リーグに出した2作品について。

 テーマ牛丼

 
 決勝は2作品。ひとつはテーマ詩と言うことで、牛丼がテーマでした。
 詩を書いた背景について書きかけたけど、野暮ですな。聴いた方のそれぞれの想像の赴くままに。ぽちっとしてご覧くださいませ。
 
  動画撮影裏話。
 凝った動画のスキルはないし、そもそもそれは私のスタイルではないなと思い、稽古に使っている施設で撮影。もう一本を黒板の前でと言うのは決めていたので、同じ部屋の別の場所。白いカーテンの前がいい感じと思ったのはこの数日前の一回目の撮影。 斜めに走る柱は耐震のために少し前に工事が行われたもので、これも生かせるなとこの位置。その時は顔もしっかり映っている。
 この日、2回目の再撮影時、逆光になる。ん~、いや、これ、詩の内容的に良くないか?と怪我の功名、これで行こうと逆光になっている間に撮影。
 坂の途中に立つ施設。メインの入り口は2階部分、この部屋は一階。後ろに人が歩いているのは、入り口側の道から降りてくる坂道。人だけが通る、細い道で少しうねっている。そこを行き来する人の姿が、偶然とはいえ、面白い絵になったな、と。
 計算と偶然とが重なって出来上がった動画なのでありました。
 しかし、狂牛病とか鳥インフルとか、何度かテーマにして書いてるよな。どうにも気になるモチーフらしい。「牛丼」と言うテーマが出たとき、まず狂牛病って思ってたからな。
 

あたま山

 2本目に投稿したのが『あたま山』。私の中では学童点描シリーズになるかな。
 落語好きです。私の詩が、しばしばストンと落とす方向に行くのは落語の影響です。「むーさんの詩って落語みたいですね」は誉め言葉。
 で、そんな好きな落語をモチーフに使わせていただきました。

 黒板アートが出来る人ではないので、落書き感覚で黒板に絵を描いて頭を花盛りに。
 『喰った話』の撮影もそうなのだけれど、あるものを生かす、見立てるって言う、これは芝居屋の感覚なんだろうなと思うのです。そういう意味では、私らしい動画であったかと。
 あと、ライブの空気は残したいな、と。お客様に向かっている感覚を伝えたい、と。だから、撮影時、実はお客さんがいます。ええ、ひとり語り芝居の稽古時と同様、ぬいぐるみが(笑)