川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

ポエケットでした。

 朝からバタバタしながら浴衣着て……いや何がって、久しぶりに着たから帯に手間取る、貝の口。

 到着して、やっぱりアウェーだよ〜と不安になりつつ、ゲストブースの片隅に、月末のあさくさ劇亭のチラシと、閲覧用の冊子を置かせていただく。2007年に大阪で開催された「コトバノイベント」に際して作った手作り詩集と、「顔フォト」の賞品で作った写真本『いろどり遊び』。
 アウェー感はあるものの、何人か、知っている方のブースもあるのでご挨拶回り。「大丈夫、いつも通りのむーさんで行ってください」と言われ、いつも通りってどこの通り?

 そうこうするうちに、出番。
 会場のトイレで見つけたネタから始めて……笑いも起きて、ちゃんと届けられたかな。Uraさんがニコニコしながら見てくださっているのが、心強かったです。
 詠んだのは以下の作品。「チェックイン」「そらみみ」「みにくい白鳥の子」「水の器」「学童点描〜守り紙〜」「学童点描〜ママにチュウ〜」「似ているもの」
 実は「水の器」と「水鏡」と、どちらにしようか迷っていたのだが、『水の器』と言う詩集を出していらっしゃる方がいて、なんだか呼ばれている気がして、「水の器」にしたのでした。
 「寄席のよう」と言う感想を下さった方がいらして、思わず前のめりに「はい!」
 落語は常に頭にある。だから、枕がないと本題に入れないのです。

 役目が終わってほっとして、午後、もうひとりのゲストのカニエ・ナハさんにテレビ取材が入っていて、なんとなくお邪魔になりそうで、ゲストブースから離れて「中庭ノ空」さんのブースにお邪魔したりしてました。

 あ、「大妖怪展」は混んでそうだったので今日は諦めました。小学生の夏休みに入るまでに、行った方が良いだろうなぁ。

 今回、岩倉さと子さんの写真と五十嵐倫子さんの詩のコラボ詩集が出ておりました。さと子さんんの写真展で私も詩を書いている写真があるので、なんだか不思議な気分でした。改めて、同じ写真に対してのアプローチの違いが面白いよなぁと、これは、私だけが出来る楽しみ方だな(笑)。



 と言うことで、さと子さんも参加のポエケット。記念写真を撮っていただきました。ここで詠みましたのポーズ。
 ブースはこんな感じ。
 電車移動で素足は辛いなと思ったので、レース足袋。密かに好評。

 やっぱり、ちゃんと詩集を作らんといかんのかなぁと思ったりしたポエケット参加でありました。
 呼んでくださった死紺亭柳竹さん、ありがとうございました。
 皆々様、お世話になりました。ありがとうございました。