川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

幻の蝶

 幻の蝶を観てきました。


 山本能楽堂にて、清水きよし先生のパントマイム公演「幻の蝶」を拝見。
 清水先生の舞台は東京で3年前に「KAMEN」を観て以来。幻の蝶を前に観たのはいつだったかしら。
 詩情あふれるパントマイムは、時に優しく、時に可笑しく、時に厳しく。そこにあるのは人生の一瞬であり、人生そのものであり。ああ、これは、観る側も歳を重ねる程に味わいが深くなる舞台だなぁと思ったのでした。
 と言うことで、大人な皆様へ。「幻の蝶」は、5/28名古屋公演(名古屋能楽堂)、6/24博多公演(住吉神社能楽殿)です。見逃されませぬよう。
 あ、大事な感想。タイトル出演のあがりえ弘虫さんも素敵でした。能舞台の橋掛かりにすっと現れタイトルを出す。その一瞬で観ている人を引き付け、次の演目へと誘う。その姿がなんとも美しくチャーミングでした。