肩書を役者・朗読詩人としている。
どちらか、ではないのだ。
詩の場にいて「役者だから」と言われることに抵抗があるのは、暗に「テキストではなく、表現の仕方が上手いんだよね」と言うニュアンスを含んでいることがあるから。
一方で、演劇関係の人から朗読をしている人、と言われるのもなんだか違うな、と思う。「芝居をやっていない」と言うニュアンスを感じることがあるから。あと、身体使わないと言うニュアンスも。芝居を始めた時に、まずはまったのが身体表現の面白さだった。スタートはそこにある。
なんか、どちらかに寄せてしまわれるのが嫌なんだな、と思う。語りのベースには役者としての身体がある。身体での表現のベースに言葉・音がある。
詩人としての言葉のベースには役者としての身体や発想、見方がある。
どれも、全部、繋がっている。どれかではない。どれも、である。
とは言え、表に立つときは、どれかを強く前に出すことにはなる。
と言うことで、5月は朗読詩人としてのライブもあれば、役者としての朗読劇もあるのです。
どっちも見ていただけると、嬉しいです。
5/4は朗読詩人として。風蓮堂コンサート
5/18・19 & 26は役者として。移動祝祭日旗揚げ公演 朗読劇『こおろぎ嬢』
あ、その前に、そんな川島むーのワークショップだ!