舞踏家で詩人のZULUさん、鶴山欣也の詩集が届いた。
突然の旅立ちから一年。急に軽くなった身体で、世界中で踊っているんじゃないかと思う。
関東に引っ越したばかりで、さてどこから始めるか。手懸かりを求めて出場した詩のボクシング神奈川大会。あの時、彼が参加していなければ、出会いがなければ、その後の私の朗読詩人としての展開はなかったかもしれない。初めての2マンライブ。色んなきっかけを貰った。感謝しかない。
演劇方面でも繋がっていると判ったときのびっくり。共演した芝居でのまさかの身を寄せあってダンスからの愛のささやき(〃ω〃)懐かしいね。
題字は桃空こと後藤理絵ちゃん。良い字。ZULUさんの周りはいつも素敵な人がいたね。それは、彼が人を粗末に扱わないから。
集団の中にいると雑に扱われることが多かった私を、彼はいつでも、ひとりの人として、役者として、詩人として丁寧に扱ってくれた。だから、JETに行くと、堂々と立つことが出来た。お姫様気分も味合わせて貰った。
今の、私の自信の源に彼がいるんだな、と今更のように気付く。なんて大切な宝物を貰ったのだろう。
詩集を開くと、声が甦る。詩を読む前に語っていたこと、佇まい。こんなに、近くに感じるのにね。