川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

声を出す

 水曜日に移行した「声を出して読んでみる会」。
 導入の詩は金子みすゞ「暦と時計」。そして物語は前回に続いて小川未明「月夜と眼鏡」。これ、初めて読んだのが名作全集で挿絵が松本零士さんだったのよね。あの絵で刷り込まれたイメージが(;^_^A
 それはそれとしして、参加者さんそれぞれのイメージが楽しい。おばあさんが、小さなおばあさんだったり、ちょっとしゅっとした感じだったり。現れた少女、蝶々はどんな蝶なのか。
 静かな夜の出来事、遠くの音、花の香、静かなざわめきが感じられる物語。眼鏡売りの男は何者だったんだろうね。
 声に出すことで物語を味わう時間。