川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

詩を歌に

 ドキドキする体験をしてきました。
 私の詩が歌になりました。
 出掛けたのは兵庫県立芸術文化センター神戸女学院小ホール。コンセール・メランジュと言うクラシックのコンサート。
 お茶祭りで劇伴をして下さってる本多千紘さんが橋本政之さんと言うかたの伴奏をしているのですが、この橋本さんは、ご自身の気にいった詩などに作曲をして歌うと言うことをされているのです。
 何年か前には宮尾節子さんの「明日戦争がはじまる」も作曲されています(知り合ってから知ってびっくり)。
 こちらの公演に来ていただいたりしてご縁が深まるなか、昨年のコンサートのあと、ふと思い立って、これはいかがでしょうと私の「出会い」と言う詩のテキストをお渡ししたところ気に入って下さり、昨日のコンサートでお披露目となりました。えっと、他に歌われるのがホイットマンやディキンソンて……。もう、客席でのドキドキは高まるばかり。
 クラシックの音楽ホールで朗々と歌い上げられる「出会い」。10数年前に書き、ご挨拶の詩として名刺裏に印刷し、ライブではしばしばご挨拶の詩として詠み、友人カマコのお別れの席でも詠ませて貰った詩。
 最後の「またお会いできてとても嬉しい」をリフレインして下さる。ああ、そうかと思う。このコロナ禍で会いたいのに会えない日々に、しみるのだ。自分の詩であることを忘れて、ちょっと感動してしまった。
 歌い終わった橋本さんに拍手を送っていたら、ふいに「むーさん、いらっしゃいますか?」と舞台からお声をかけられ、私まで拍手をいただくことに。これは、予想してなかったので、あたふたしましたよ(^_^;)
 と言うことで、興奮でなかなか寝付けなかったのでした。