川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

ヒーローたち

カゾクマン

 『世襲戦隊カゾクマン』観てきました~。
 シリーズ三部作を日替わり上演て……全部見るのは無理なので、初日の第一話を。
ベテラン俳優たちが戦隊もの(衣装のチープさが、最高)ってだけで、楽しさしか感じられない。遊び心あふれる舞台。

 世襲でヒーロー・カゾクマンとして生きている一家。宿敵ミドラーとの戦い。昭和感漂う茶の間での家族のやり取り、高齢化問題に跡継ぎ問題のホームドラマと地球防衛の緊迫感。その緊迫感を絶妙にずらしてくるから、私はお腹を抱えて笑うと言うより、ずっと、クスクス笑う感じ。
 しかし、常にマスコミや世間から見られている世襲の一家って、あ、そうか、と思うと、その痛みが生々しくもある。
 それにしても、ミドラー様の存在感。クセになります。
 和田慎二ピグマリオン』のメデューサ様を連想したのは私だけでしょうか。

 

うっかり

 観劇後、足早に劇場を後にして帰路に着いたはいいが、おいおい、忘れ物だよとUターン。何故に、メインのリュックを忘れる?駅までに気付いて良かったよ。

 一心寺シアターの皆様、お騒がせしました。
 指定席だったから、アホが誰か、ばれてる(〃ω〃)。劇場に電話して「川島と申しますが」「むーさんですか、お預かりしてます」あう~、なまじ、劇場の方と面識あるから……つら……
 ミドラー様のお手まで煩わせて……失礼いたしました。
 自分の入る穴を探した夜でありました。