川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

初バリ

 昨日は健康診断。主婦・アルバイター生活の問題点だなぁ。ここ数年受診していなかった。いかんいかん。
 で、初めてのバリウム。いやぁ、もう。昔に比べて量が減ったといわれても、ねぇ。ボトル一本。思わず腰に手を当て牛乳飲み干しスタイル。うえぇ。なんせ、まだ時々咳き込む身体故、噴出してしまったらどうしよう、と真っ白地獄を想像してしまう。
 と、そこにいたる直前。3人ずつ待合室で待つのだが、その壁にはバリウムを飲む前の体操というポスターが張ってある。目のやり場が無いから、明らかに皆さん読んでいるのだが、実行するかというと…。要は体をほぐすのだけど、確かに無理がある。肩や首を廻したり腕を伸ばしたり、というのは出来る。皆さん、なんとな〜くやっている。でもね、舌を出したり引っ込めたり、とか、「パパパパパ」と声を出すとか。あのシ〜ンとした、ほのかに緊張感漂う待合室で、やれるか?
 これって、発声前にやる顔の体操なんかと共通するのだけど、お芝居初めて、という大学生にやらせようと思っても、結構大変なのね。人前で舌を出したり顔をくしゃくしゃにしたり。羞恥心を取っ払うには時間がかかるのだ。

 それにしても、バリウム。下剤はもらったけれど、それだけでは排出しきれない。まだ出てくるよ。病院での注意書きにはさっさと出さないと危険、みたいな事が書いてあったため、想像力が働きすぎてしまう。体の中でカチカチと固まっていく白い物体。カチカチに固まって石膏像になっていく我が内臓。いやぁ〜。早くみんな出て行って〜。