川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

カマコに会いに行く

 25日、朝、5時過ぎ、起床。パタパタと着替えて、出発。
 予定通りの新幹線。こんな時間でいっぱいなのね。3列の真ん中しか取れず。
 いまいち眠れなかったのは、奥に座ったじいちゃんのせいではなく、体調がいまいちだったのだな、と気付いたのはあとのこと。
 それより焦ったのは、
「携帯の充電器忘れた〜!」
 も、木曜日まで滞在なのに〜。う〜む。ま、まぁ、後で考えよう。

 森林公園駅に着いたら、駅の待合室に友人達。久しぶりのような、そうでもないような、不思議な感覚。
 詩仲間のカマコの一周忌。
 この一年、何度「これ、カマコに話したいな〜」「この写真見せたいな」と思ったか。
 そこにいて、ニコニコしているのが自然なことだったから、やっぱり寂しい。
 でも、一周忌は、なんだか賑やかで、大阪に戻った私にとっては友人達との再会のひと時で、献杯ではなく乾杯で、多分、カマコはその辺にいて、やっぱりニコニコしているんだろうな、と。
 色んなことを楽しむ人だったから、彼女の周りには楽しい人がたくさんいて。幸福者だね、カマコ。
 愛される人は、愛することを知ってる人。
 いつかどこかで、また、会えますように。
 ご葬儀の時に詠み、この日も詠んだ詩「出会い」は、祈りの詩。

 カマコの写真の前にはてんこ盛りの天ぷら。
 でもって、バルーン。星と数字の「1」。一周忌と言うより、一周年。
 その不在を、やっぱり、まだ自分の中に落とし込めていないことを感じる。多分、こうやって、噛み締めることで、少しずつ、なんだろうな。

 20年前に向こうに行ってしまった仲間を思い出す。ちょいちょい、ご両親の所に仲間で集まっていたのは、やっぱり、そう言う時間だったな、と。