川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

東のお団子

ochamatsuri2007-09-25

中秋の名月である。
 実は、満月にはちょいと早いらしいのだけれど、きれいなお月様がぽかっと空にお出ましです。



 本日の夕方、ご近所をうろつく不審者一名。行ったり来たり、背中にしょったリュックから取り出したのは、一丁の鋏!それを片手に、ブロック塀に手をかけ足をかけ・・・って、私だってば・・・。
 ススキを探していたのね。職務質問とかされたらどうしようとドキドキしました。

 あそこに生えてるとか、あそこの和菓子屋さんは店頭に置いてくれてるとか、そういうデータがまったく無い土地なので(引越してきて、一年未満やからね)、途方に暮れる。無いよぉ無いよぉ。あ、ようやく見つけたススキの大群は、団地の植え込み。道路から、え〜っと、何メートル上?無理無理。あ、あそこに、と思ったら、崖っぷち。無理無理。
 ようやく、寂れた公園の奥に発見。手を出しやすいところのは、取り尽くされたのかな。かなりがんばって、ようやく獲得。ふぅ。

 お団子は、予想していたけれど、このタイプしかないのね。関西風の紡錘形に餡子の帯ってのは見当たりません。桜餅は道明寺として関西風も売られていたので、ちょっと期待はしていたのだけれど、無いですか、そうですか。でも、おかげでお菓子屋のおばさんと、しばしお団子談議が出来た。ちょっと楽しかったよ。
 あの紡錘形は、お芋をかたどってるのかな。兎が御餅を搗く杵と言う話もあるけど。ルーツは、やっぱり京都なのかしら。関西はどこでもあれ、と言うわけではないだろうけれど、少なくともお月見団子として、ごく一般的に売られてるよな。う〜ん。

 芋名月で里芋の衣かつぎも欲しかったのだけれど、売ってる里芋が、みんな大きかったので残念ながら今日は断念。あれは、小芋でないとね。