川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

芝居の翼に乗せられ

 今日は、天王洲アイルまで出かける。駅から劇場までの導線は、ちょいと判り難い。
 東京では、しばしばとまどう。ホームと改札、改札と駅の建物の出口、なんでこんなに遠いの?駅から徒歩○分と言うのを鵜呑みにしてはいけない。・・・ま、今日は私の体調がいまいちだったと言うのが問題だったのだが。

 って、そんなこたぁ置いといて。ちょっと落ちそうになる気分も、芝居が始まったら吹っ飛びました。

「あ〜楽しかった。」

 見終わって、素直に笑顔で拍手を出来ることの幸せなこと。

 今日観たのは、福岡の劇団ギンギラ太陽’s『翼をくださいっ!さらばYS-11」』。

 2劇時代の先輩が活躍されている。一度観たいと思いつつ、福岡まで脚を運ぶ機会が無かった。2年前の初めて東京公演の際は、「なんで大阪を跳び越して東京なんですか」と嘆いたが、今回は「お待ちしておりました〜!」なのでありました。
 全員がかぶり物。人ではなく物を演じる。忘れられていく物の思いを語る詩を読んでいるので、この段階で既にツボ。あの衣装(?)の早替えは大変やろなぁと想像する舞台裏を見てみたい。あほらしいぐらいに大変なことを、楽しそうに力いっぱいやっているステキな大人の劇団やなぁ、と惚れ惚れ。
 でもって、「福岡の劇団なので、東京は地方公演です。」と言うのも、素敵です。
 
 お芝居は、スカイマークが飛び始めた頃の物語、大手航空会社やらYS-11やら、空港のビルやら、空じゃないところを飛ぶものまで出てきて、そりゃもう、大騒ぎ。

 パンフレット買ったら、あ、劇団あんみつ姫の座長さんが一筆書いてらっしゃる。思わず、詩ボクの誰かさんを思い出すのでありました。


 しかし、持ち直したとは言え、そのあと池袋にまで行く気力がなく、せっかくU田氏が大阪から来てゲスト出演されているお芝居を、観にいけなかったのが残念。申し訳ないです。・・・よくよく見れば、照明さんも大阪でご縁のあった方。重ねて残念。

 さて、明日も懐かしい人に会う予定。今日の夜を諦めたのだから、しっかり体調を取り戻さねば。エネルギーの基となる、甘いものをいただきましょう。と言うことで、昨日開いた鏡餅でおぜんざい。これで、冷凍ストックしていた粒あんが無くなった。新たに買った小豆ひと袋。15日に小豆粥をして、残りであんこ作りだな。私、粒あん派でございます。