川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

鍵がっ!

ochamatsuri2008-08-18

 今日は、あざみ野のこどもぎゃらりぃ仕込み日であった。夏の子供向けアートイベント。お尻かじり虫の振り付け家の方のワークショップがあったりする。そんな中、本間純さんと言う方を中心とするイベントのボランティアスタッフをしている。

 ギャラリィを三つのスペースに分け、黄色の部屋、青の部屋、赤の部屋を作り、そこで子供たちに遊んでもらう。家から、この3色のものを持ってきて飾り付けるもよし、手ぶらで来て、会場で作って飾るもよし(会場には、大きな色紙などを用意)。毎日、子供たちの手で色の部屋が作られていく。そんな企画。
 で、まぁ、そのためのベースとなる部屋作りが私達の仕事。部屋ごとに床に色の不織布を貼って・・・舞台のパンチ貼りを思い出すわぁ。し、しかし、なんじゃこの両面テープは。ものすごくはがし難いんですけど〜。「こ、これに時間を取られるとは。」本間氏も苦笑い。

 お昼でいったん休憩の後、作業再開。ライブのため3時で抜ける私は、この段階でアラームをセットした携帯電話をポケットに入れる。と、ブルブルって、メールかぁ。お仕事中です。無視無視。しばらくすると、またブルブル。しつこいなぁ。今は出られませ〜ん。と、今度は電話。もぉ、誰やねん。
 あまりのことに、ちょっとすいません、と中座して、確認。あ、旦那。もぉ、仕込み中って知ってるでしょ?とメール確認。

 タイトルは、「ショック!」

 え?何があったん?

「鍵を持って出るのを忘れました。」

 はぁ?

「帰りは何時くらいになるんでしたっけ?」

 限りなく終電に近い、と思いますよ。え〜、どないしよう!

「どこかであなたの持っている鍵を受け取れませんか?」

 う〜、3時に上がって浴衣に着替えて、軽く間食して、17:15からのリハと言う算段が〜。え〜っと、品川に回ろうと思ったらどうしたらいいんだ?時間はどれくらいかかる?慌てて乗り換え検索。ギリギリ、なんとかなりそうか。浴衣を手早く着ないと駄目だぞ、がんばろう。
 と言うことで返信メール。

 作業に戻る。と、またメール。

「2時から4時は会議で出られないけど。」

 ・・・・・・。

 えっとね、4時過ぎに着きます。でもって、4時半の電車に乗らないといけません。会議が長引いたら、どうするんだ〜?!


 いかんいかん、作業作業。床の色貼りが終了。いよいよ壁の飾りつけ。童心に返ってワクワクしだす大人たち。ウキウキと色テープやら残った不織布やらで細工をする。と、ここでアラーム。タイムアップ。「これから面白いところなのに〜」って、判ってますよぉ。残念!バタバタと部屋を後にする。
 職員さんの休憩室(和室)をお借りして着替え。(なんと図々しいボランティア。あはは。)前回と、帯の色を変える。半幅はリバーシブルなのね(前回は桜色を使った)。藍の浴衣に緑の帯。母には地味と言われたけど、私は気に入ってるのよ。

 着替え完了。あわてて飛び出す。慌てすぎて、一瞬、地下鉄の方に行きそうになる。それじゃあお家に帰ってしまうわよ〜。危ない危ない。東急に乗って渋谷に向かう。落ち着け落ち着け。原稿の読み直し。順番はこれでいいか?詠むのはこれで?この段階で、用意していた6作品では多すぎるかなと5作品にすることを検討。これは、実際に始まってみて、時間の経過と客席の雰囲気で決めるか。一応、5作品のつもりで。

 渋谷に到着。ここから15分ほどで池袋に行ける、はずだったのだが、私は逆方向へ。やはり15分ほどで品川へ。

私「今着いた〜、階段上ってる」
旦那「わかった、探す〜」
私「(何を暢気な事を・・・)どこに居てるの?場所指定して!」
旦那「じゃあ、ポストのところで」

 品川駅の電車型ポストね。無事、鍵の受け渡し終了。ダッシュで再び電車に。さぁ、今度こそ、池袋へ!