川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

詩のボウリング

 今日は病院。皮膚科である。まぁ、数ヶ月に一度の通院で様子を見ると言う状態はありがたいわね。このまま落ち着いてくれてるとええのやけど。

 カルテには、詩ボク情報も書き込まれている。うむ、患者の生活を押さえて置くのは基本ですな。生活が症状に直結するアトピッ子やからね。ただし、その情報を書き込んだのは、今日のドクターでは無い。事情ありて、二人のドクターに交代で受診する形なのだ、私は。

「ボウリング大会はどうだったの?」
「先生、ボクシングです。」
「ええっ、ボクシング?!」
「あ、いや、詩の、言葉の、です。」

 ひとしきり説明。面白そうに聴いて下さる先生。全国大会一回戦敗退よりも、神奈川チャンピオンと言うことに盛り上がってくださるのが、嬉しいやら照れ臭いやら。BSでの放送があることなどもお伝えする。
 こういう風に、詩ボクに興味を持つ人がちょっとでも増えてくれると、嬉しいな。甲斐があると言うもの。

 何だか心楽しい気分で病院を後にする。

 そうか、こういう気持ちが欲しかったんだな、私は。

 一緒に、ワクワクしたり楽しんだり。自分が何かをやっているから楽しい、ではなく、それを喜んだり楽しみにしたりしてくれる人がいるのが、嬉しくて楽しいのだ。




 今、私のやっていることを、観もせず、興味も示さず、それで何かを一緒に作りましょうってのは、そりゃないだろうと思うのだな。
 ・・・って、これは甘えているってことなのかな。四十路と言うのに、かまって病。重症やね。やれやれ。