ここしばらく、宮沢賢治の「シグナルとシグナレス」を読んでいた所為で、つい、アホな妄想をしてしまいました。
シグナル「結婚指輪をあげますよ、そら、ね、金環日食の光の環ね、あれを受け取って下さい」
シグナレス「駄目よシグナルさん!私達が持ってるのは赤青メガネよ!」
……失礼いたしました。
判らない人は、読んでみてください「シグナルとシグナレス」。
朝、早めにセットした目覚まし時計より早く半覚醒。遠足の日の小学生か。その耳に響くのは、無情な雨の音。曇りは覚悟していたけど、まさかの雨音。ええ〜。しばし布団の中でイジイジ。
いや、しかし、金環日食まではまだ間がある。まだ諦めるな。
朝ご飯を用意しながらテレビをつけると、おい、渋谷は晴れてるよ。なんで横浜は雨なの〜。
なんだかんだ言ってるうちに、雨は止んだ模様。これは、もしかしていけるかも。昨夜からカメラにフィルターをつけ、三脚用意していた相方もスタンバイ。
「おお、出たで〜」
と言う相方の声と、近所から聞こえる「おお〜」「見えた〜!」と言う声。慌ててベランダに飛び出す。
もう、そっからは夢中で空を眺めてました。ピンホール撮影は、残念ながらなかなかくっきりした影が出ず、上手く撮れなかったけど、なんとか日食写真は撮れました。
上手く撮れてるのは、もちろん、相方の方ですが…ま、あのコンパクトカメラ&私の腕からしたら、まずまずの写真でしょう。
トリミングして、太陽の部分をアップにしてみました。
カメラに日食グラスを当てて撮影。二重になってるのもご愛嬌
リアルタイムは自分の目で。その後は、テレビ鑑賞。
仕事が入っていなかったので、ワイドショー的なものも。
ミ○ネ屋が、(株)日食の屋上で(株)日食の社員さんと(株)日食のワインを飲みながら日食を見る!と言うのをやってました。アホ過ぎて笑える。片手に日食グラス、片手にワイングラスって…思いついて、やってしまうところがお見事。