川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

終わったね〜

ochamatsuri2012-12-03

 終わりました。y0suka「オセロ。」。
 で、夏から続いた公演マラソンも、これにてひと区切りでございます。

 そう、がっつり公演があったのは、9・10・11月だけど、7月には宝塚と小松での「けだもの運動会」があり、9月の公演の稽古も始まっていたので、夏から、走り出しておったわけですな。

 無事、走りぬきました。

 …無事?

 …ん〜、ま、無事ってことで。

 打ち上げでは「落ち着いているようで落ち着いてなかった」と称されてしまいましたが、はい、そうですよ。年齢と見た目で勘違いされます。教職についてたし、先生っぽいとも言われがち。だから、見た目とあの役にギャップは無い。役名=医者。でも、本人の性質とはギャップがあります。ず〜っと、真面目。あ、あれ?私、笑かすところ無いんですか?2劇でも堅めのキャラはやることがあったけど、絶対、途中で崩す部分があったからなぁ。今回、派手な動きがある訳でも無いし。…実は、これがきついのね。ただ、歩く、立つって、本当に難しい。ごまかし効かない。精神的に、なかなか厳しい公演でございました。…いや、まぁ、その前の「平家物語」がかなりきつかったので、ちぃっとマヒしとったところもありましたが。

 稽古への本格参加が遅くなった分、自分のところに集中しすぎたかな、と言うのは反省。若い出演者が多かった訳だし、もう少し、こっちから働きかけることがあったんじゃないかと。オセロ役が、終始稽古場の雰囲気をひっぱってくれていたことに、甘えすぎたかなぁと。まぁ、絡みが無い構造になってたから…いや、だからこそ、もう少し、なんか…。これは、ひとり芝居をやり続けている所為かな。リーディングライブも基本はソロだし。

 と言いつつ、やっぱり、ひとり芝居。賢治の語り芝居のゴーシュ・ヴァージョンをさと子さんと作ってみたい。でも、今年JTANフェスでやった、音間台本でのひとり芝居もやりたいんだよなぁ。作品数を増やしたいと言うのもある。ここは、音間氏にお願いせねばならんところだが。芝居続きだった分、詩の場への機会が少なかったのも、いささか心残り。

 さて、来年、どうするかね。



 写真は、開演前の集合時。この日の掛け声はなんだったかなぁ。ちらりと写る緑は舞台。「オセロ。」なんでね、実は舞台は巨大なオセロ盤でした。
 ゲームのオセロの名前の由来は、シェークスピアのオセロから来ているのだよ。と言うのはどれくらい知られている話なんだろう。