コマ検定が終わって、学童ではコマ大会。色んな種目で競います。
個人種目の技見せは、各グループの代表選手が技を披露して得点を競います。一人3回。技によって点が違うので、難易度が高いの技で一発逆転を狙うか、確実なもので点数を稼いでいくのか。このあたりも大事
実は、指導員判定による芸術点も加算される……って、誰?そんなルール考えたの。のんびり見ようと思ったのに、焦りましたわ。
緊張のあまりお腹が痛くなる子もいる。大人から見れば、たかが数十人の中での事。でも、子供にとっては、今、生きている世界。真剣よね。お腹が痛くなるくらいに緊張して、挑戦して。よしよし。
紐巻きも個人種目。よ〜いドンで走って来て、コマに紐を巻いてちゃんと回せるまでの時間を競います。
普段ならなんてことない事が、みんなに見られている中で一人になると、出来ないのねぇ。紐が外れたり、巻き直したり。
普段、のほほ〜んとしている子が、紐を巻く手がふるふると震えていたり。そんな緊張感も、よしよし。
「終わったら、またあれやるよ〜」と、例によって変なトイレの話をしたいグループ。
「あ、不思議なトイレの話」と言って入って来る1年生に「違うよ、変なトイレの話だよ」と訂正。そこは、あくまで「変」でないとだめなのですね。
最近は変形してきて、こっちが変なトイレに入って困っている辺りから子供たちが主導権。子供達が繰り出す小人(指で演じてきます)に邪魔され、あげく魔法を掛けられたり牢屋に閉じ込められたり。
狭い牢屋に「1時間入ってなさい」と言うもんだから、「トイレが無いと困る」と言うと、「はい、うんこ皿」。
……う……えっと、ここにするの?うんこまではしなくっていいんだけど、と言うと、「違うよ、うんこで出来たお皿だよ」
……う……ぎゃあ〜。
もう、子供の想像力にはかないません。いや、もう、かなわなくていいです……
ちなみに、この「変なトイレの話」ですが、「たまにはそっちが変なトイレの話を作ってよ〜」と言うと、「それは、むーがやらないと面白くないよ。」
ああ、そうですか。期待してくれているなら、応えないとねぇ〜と思っていると、とどめのひと言。
「むーの想像力を鍛えてあげてるんだよ〜」
そ、それは、お心遣いありがとうございます。
想像力と創造力と即興力と。はい、鍛えていただいております。