川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

うん○

 今日はピンクシャツデー。ピンクのTシャツでは寒い。ピンクのシャツは無い。ピンクの入っているチェックのシャツに、ピンクの手拭いを首に巻き、ポケットにはピンクのハンドタオル。……普段とかわらないことに、びっくりだよ……

 日曜日は相方殿が21時より断食でした。はい、月曜は健診日でした。
 朝ごはん抜きで出掛けるのを見送り、トイレに入りふと見れば……お〜い、三日間の成果、忘れていってまっせ〜。

 うん○と言えば、日本と韓国にうん○を主人公にした、よく似たストーリーの絵本がある。

・日本のは『うんこ!』
・韓国のは『こいぬのうんち』

 臭いと嫌われるうん○が、最後は肥やしになって役に立つ話。
 以下、ストーリー紹介。ネタバレ。

 『うんこ!』は、犬のお尻から出るところから始まり(うんこ目線になってます)、「くっさ〜い」と言われて「くっそ〜」と怒り、「うん、こうしよう」と鼻唄フンフン歩き出し、農家のおじさんに「畑の肥やしになってくれ」とたのまれます。大根畑の土の中でにっこり笑顔。

 『こいぬのうんち』は、うんち君。『うんこ!』がいわゆるとぐろ状うんこなのに対し、人型。嫌われて、ぼくは何の役にも立たないと嘆きます(人型だからか、妙に哀れを誘います)。やがて干からびてしまううんち君。そのそばに小さな芽が育ち始めます。それは、タンポポ。綺麗な花を咲かせるために、うんち君が肥しになって欲しいと言います。自分が役に立つ、美しいものを咲かせる力になれると喜んだうんち君は、タンポポの芽を抱きしめ、雨に打たれ、溶けて土に沁み込んでいきます。春になり、美しいタンポポの花が咲く、そこにはうんち君の愛がつまってました。

 好みは人それぞれ。私は、『うんこ!』が好き。馬鹿にされようが嫌われようが、負けるもんかと我が道を行く。『こいぬのうんち』は、なんだか自己犠牲の美しさみたいなものを感じて、ちょっと息苦しくなってしまう。『よだかの星』を読んだ時の苦しさを感じてしまうのだ。
 実は、『こいぬのうんち』は、持っている。評判を聞いて買ったものの、なんとなく、これを学童に持って行く気になれなくて。他の指導員さんが『うんこ!』を持ち込んだこともあって、我が家でお蔵入り。

 まだ、先日のドラマを引きずってるな。「いじめ」に対する時、どちらの絵本が力になるだろうか。そんなことを考えてしまうのでした。