午前中、病院。お昼を食べて学童と思っていたのだが、いや、まてよ、ここは天王寺。あべのハルカスで安野光雅展やってるよ。もうすぐ閉幕だよ。
これは、お昼を食べている場合ではない。小一時間しかなかったけど、滑り込み。
撮影OKの「あいさつにかえて」パネル。安野さんの言葉を噛み締めながら、駆け足で懐かしい気持ちになる絵を見て回る。
「ふしぎなえ」。横浜の学童で「読んで」と一年生が持ってきて、「え?」となった。絵だけの絵本。勝手に台詞を付けて「あれれ?」などと言いながら不思議な絵の世界を何度も一緒に旅したな。
隠し絵「もりのえほん」の前では、誰もが足を止めて、隠された熊や狼を探す。
時間がなくて、三国志は駆け足。旅の絵本は、あちこちに隠された童話を見つけてウキウキ。
最後のコーナーが、書籍の表紙、こまつ座ポスターで、テンションがあがる。
時間がなくて、ミュージアムショップスルーが残念。
ちくま文庫の宮沢賢治全集、文庫手帳、アムネスティのクリスマスカード。たくさんお世話になったけど、私にとって一番思い出深いのは、絵本「さよならさんかく」。
自分を育てたものを、再認識。
世の中……と言うか集客の場は、すっかりクリスマスモード……それって年の瀬って言葉が隠れているわけで、時間の流れが早すぎます。