川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

お月様にコンタクト

ochamatsuri2008-09-14

 今日は二日目。
 横山さんのワークは、役者にとってのインプロと言う意味で、ふむふむなるほど。日本人が陥りがちな方向、と言うのは判る気がする。と言うか、多分、私自身そう言う傾向はあったと思う。
 それは、インプロに限らず、だと思うけれど。マイムにしろ、ダンスにしろ、芝居のメソッドにしろ。知らなかった世界やら考え方を知った時に、そこにぐぐっと頼ってしまうと言うか入れ込んでしまうと言うか・・・信奉してしまう、と言う状態になりがちなのね。
 そんな自分に「ちょっと待て」と感じるようになったのは、いつからだろう。ぼ〜っとしてると、そっちに行ってしまう。のみならず、人にもそれを求めてしまう。この方向を目指すべき!みたいな。それって、実は、楽しくな〜い。手段と目的がすり替わってると言うか・・・。

 自分が、何が得意で何が苦手?こういう時、自分はどうなるの?それを知ることが大事。
「苦手は、克服しなくてもいいんだよ〜。」

 午後は、コンタクトインプロ。ちこさんのキャラクター、いいなぁ。しなやかなのは、身体だけではないのですね〜。
 気持ちも身体も強張ってたら、相手を頼れないし頼ってもらえない。ほぐしながらほぐしながら、自分の身体、相手の身体を感じて。あっという間の3時間。多分、核になっている部分は、他の色んなジャンルと共通しているわけで、それを身体からアプローチしてみる、と言うことかな、と私は思う。うむむ、やはり、ぼちぼちと身体系のこともやりたいと言う欲が、自分の中に出てきてるな。どうしようか。

 夜はシアタースポーツ観戦。これは、もう、暢気に見せていただく。悪者ジャッジ、ヤンさん、マジで怖すぎます・・・。

 
 終わって外に出てみれば、あらま、雨。十五夜なのにね。戸塚駅に着き、駅前の和菓子屋さんでお月見団子購入。「残念なお天気ですね」などと言葉を交わす。・・・関西風が恋しいが、作る余裕の無い連休、ごめんよ・・・。
 戸塚は、あら、降ってないわね、曇り空。見えなくたって、雲の上にはお月様、まん丸十五夜お月様。などと呟いていたら、あらら?うす雲の向こうからひょっこりお出まし。お月様、お団子食べますか?食べたかったら、もうしばらく、雲間からでもその姿、見せておいて下さいませ。熱いお茶でもいれましょう。