川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

おなら日和

ochamatsuri2008-12-07

 一日歩き回るのだ!の日である。

 まずは午前中、新宿区内のある児童館へ。去年ワークショップで知り合ったヤコさんの布芝居を観に行く。劇団の女優さんなのだが、1人でこういう活動もされていると言うことで、一度観せて頂きたいと思っていたのだ。
 レトロな自転車にのぼりを立て、拍子木を打ち鳴らす。まさに紙芝居屋さんスタイル。でも、使うのは布。その名も「なにぬの屋」さん。布を使った手遊びから始まり、やがて布芝居へ。
「ねずみきょう」は、羽織を利用した布芝居。いや、これが実に効果的に使われていて、楽しい楽しい。小さいネズミに大喜び。
「へたれよめご」は、屁をたれるシーンはヤコさん自身が演じているのが、なんとも可愛い。
 大人と子供の笑いどころの違いって面白いなぁ、とか、やんちゃな子供にどう対応するのがいいのかなぁ、などとあれこれ考えながら、楽しく過ごさせていただきました。ありがとう。

 さて、児童館から、今度は新宿駅を目指してぶらぶら散歩。2〜30分歩けば着くだろうと言う計算。あっちで立ち止まり、こっちを覗き、ちょっと予定より時間がかかりつつ…新宿エリアに…着いてからが問題なんだよなぁ。え〜っと、西口側に行くにはどうすればいいんだ?東側とか南側は、よく判らん!ウロウロ。
 お昼は適当に食し、友人に手紙などを書き、夕方を待つ。

 これまたワークショップで知り合った女優さんの出演されるお芝居の観劇。宮沢賢治をネタにしているものだけに、観たかったのだ。
 本は、想さんのもの。うん、こういう賢治の描き方は嫌いじゃないな。賢治作品で遊びまくっているのもうなづける(私も、稽古場でしょっちゅう、キャラクターが暴走するよなぁ)。
 ただ、演出と言うかノリは、ちょっと私の好みじゃなかったかな。「ここ面白いでしょ〜」「ほら、笑う所ですよ〜」と言うサインを出されるのは苦手。そこは残念でした。
 場所は劇場サロン。次々と色んな人がサロンの舞台で小芝居(もちろん、賢治作品をベースにしている)をやっていくと言う設定で、各芝居、かなり遊びの部分があり、ベテランほど好き勝手やって遊びまくっていた模様。違う回を見たら、また違うことをやってたんだろうなぁ。
 「フランドン農学校の豚」でポルコ@紅の豚が混ざっていたのは可笑しかった。
 あと、バナナン大将@「飢餓陣営」が、弾けまくってました。で、おならをプープー。音響さんも協力して。最前列で、子供達大はしゃぎ。
 この光景は、午前中にも見なかったか?と思う私。

 そんなこんなで、おなら日和でございました。

 ちなみに、最後のシーンに登場した機関車は「K3830」号。なるほどね。