川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

JETでアサラト、私は踊ると?

 目の前で一等の金色の玉が出ると、やっぱり嬉しくなりますね。テンションが上がります。
 抽選器の前で、思わず見える人間性とか、日々、面白うございます。

 さて、今日は早番。終わったら急いで原宿へ。
 JET即興リレー。
 今回は飛び入り枠があると言うことで、「アサラトと言う楽器の方が来られると思います」とのこと。アサラト?と名前を聞いても判らないけれど、ものを見たら「あぁ、あれかぁ」と思うのは、みんぱく勤務のなせる業か。

 ゆるゆると始まる音楽。私は、何を言葉にしよう。全くのゼロでは無い。なんとなく引っかかっている言葉の種が、いつも心の中にあるのだなぁと言うことを最近感じる。即興の場で、音楽に刺激されて種がゆっくり膨らみだして、それを口に出している感じ。
 石山さん、六界さんとの5分枠を二つ使って、以前聴いた他人様の詩から刺激を受けた言葉を紡いでいく。そして、次は飛び入り参加者との5分枠。ここに、アサラトヒンドゥーさんが入る。ここは、即興ではなく原稿持ちで。
 始まる前に、「アサラトとむーさんのあの詩を合わせたら面白そうだよね。」と言われていたので、それをやってみることにしたのだ。これが、楽しかった。カタカタシャカシャカとリズミカルに響く音が心地良い。あ〜、ここでこんな風に間を取れるのかぁ、とか、色々発見。気が付くと、あれ?私の声?米本さんが私の声をサンプリングしてて、うはは、面白い。自分の声とのセッションだ。

 で、あの詩のタイトルは「似ているもの」のはずなんですが・・・詩の中の、あるフレーズで呼ばれている。そこがウケるとは思ってなかったのだけど、どうもそこが印象に残るらしい。言葉の不思議な所。これも、面白いね。

 休憩挟んでPart2。飛び入りで、あしゅりんさんもステージへ。波平の毛、ではなくて、あしゅりんの眉毛?面白いなぁ。みんな楽しそう。私は、目下のバイトネタから始めて、以前から気になっていた「無邪気」について語りだす。そう、むか〜し、オガジュンが詩ボク大阪大会で貰った即興のお題。心の隅に引っかかっていた種が、ようやっと、動き出しました。

 Part2の最後は有志で。音楽の人たちが全員ステージへ。さ〜て、どうしよう。音に包まれているうちに、言葉ではなく、身体がむずむずしてくる。あ、踊りたい、と思う。うわ、どないしよう。ええんかな。
 私の踊りは、口琴とかカリンバをやるときと一緒で、外向きではない。自分に向かい合う行為。だから、家とか稽古場でやるもので、表ではめったな事ではやらないのだ…が…しかし、いや、うん、いいや。ちょっとドキドキしながら立ち上がる。ゆるりと身体を動かす、足を踏み出す。やりだしたら、もう引き返せない、止まらない。やった。やっちまいました。ははは。不調気味の腰も膝も、な〜んにも言わずに踊らせてくれたのが、ちょいと嬉しい。ありがとう、身体。
 終わったら、心地良さと同時に恥ずかしさ。も〜、ねぇ。

 その後、フリーセッションで締めって、あれ?石山さんがキーボードでTimoさんがギター?楽器交換して、楽しそう。ここは、もう、ゆっくり楽しませてもらいました。

 と言うことで、楽しい一夜が終了。皆々様、ありがとうございました。


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☆「JET即興リレー”5分でどうだ”」
日時:12月17日水曜 20:00開場、20:30開演
場所:原宿JET ROBOT
http://www.jetrobot.com/live_cafe_jetrobot/main.html
チャージ:¥2,000+Drink。
出演者:
Timo - Keyboard
米本実 - 自作電子楽器、シンセサイザー
六界 - ディジュリドゥ
川島むー - Poetry Reading
石山明 - Guitar