親孝行の真似事をして過ごす数日。いや、ほんまにね。一年365日のうちの、ほんの数日。出来る事なんて限られているのだもの。ほいで、私が出来る事って、食事に関する事。
と言うことで、買い物に行き、昼食、夕食を担当して過ごした昨日、昼食を担当した今日。
え?朝ご飯は?
お二人の起床時間に合せて起きる事の出来ない、私達。まぁ、朝はそれぞれのペースで、と言うのは以前からなのだが、いいのかこれで?と思いつつ、台所に置かれている、父上がこさえて下さったお味噌汁とご飯で朝食なのだ。・・・母上が体調を崩して以来、家事担当の父上。台所仕事にも余裕が見られます。お見事。ごちそうさまです。
ほいで、本日の夕食は何にしようかと思っていたら、父上が買い物を済ませてきたとの事。おさんどんの嫁を気遣ってくださったのか、私の料理がお口に合わなかったのか・・・などとあれこれ考えるのはやめて、素直にありがとうございます。でも、明日はやらせて下さいね。明後日には横浜に戻るから。
さて、夜はお風呂へ出掛けることに。近所の銭湯。東湯。あ〜、今回も写真を撮り損ねた。風格のある建物なんだが。
相方は子供の頃から通いなれた所だが、家風呂育ちの私は、いまだに銭湯ではちょっと戸惑う。でも、広いお風呂は気持ちが良いのだ。お湯が少々熱いのが、私には残念だが。
お風呂から上がって体を拭いていると、「ちょっと、いいですか?」と声を掛けられる。ん?若い女性。こちらに住んでいるのかとの質問。あ、いや、帰省中ですが。実は、と語るところによると、立命館の学生さんらしい。公共政策実習のために大野に滞在中。商店街の活性化についての聞き取り調査を行っているとの事。報告会をするので、少しでも多くの人に来て欲しいと声を掛けてくれたらしい。
ん〜、残念。その日は横浜に戻る日だわ。
でも、あれこれお喋り。一緒に来ている男子についての話とか。玉葱だけのカレーの話には笑った笑った。
思いがけず、人とのふれあいの時間。やっぱり、声を掛けられやすい人なのかしら。眼鏡とか服装の所為かと思ってたけど、ん〜、眼鏡無し、バスタオルのみの状態で声を掛けられたってことは、どう解釈すれば良いのだ?・・・そう、かなり無防備な状態で声をかけられたので、最初は、ちょいと焦ったのでした。なはは。
銭湯の奥さんにご挨拶したりしながら、相方が出てくるのを待つ。ちょっと神田川状態だが、洗い髪は冷えません。程よく乾きました、夏の夜。