川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

ばんぱくみんぱく

ochamatsuri2011-05-03

 大阪でのGWは、まずは万博公園

 大阪万博の跡地には、当時のものとしては太陽の塔が有名だが、ひっそりと鉄鋼館の建物が残っていて、そこが去年、大阪万博記念館『EXPO'70パビリオン』としてオープンしていたのだ。
 …ま、当時の思い出は無いけどね。幼児は祖父母に預けられてましたわ。ほんのり記憶にあるのはオモチャ箱の中にあったグッズと、大人になって、消えていくのを見ていたエキスポタワーと国際美術館。だから、万博そのものへの思い出があるのは、相方の方だ。
 でも、十分楽しかったよ。やっぱり、馴染みの場所だし、大阪万博世代なんだなぁとも思う。
 それにしても、ここをこう言う場にしたのは、誰のアイデアだろう。本来、展示をするところではない建物をうまく使ってるなぁ。階段をガラスでふさいで、ショーケースにしてるのが、なんだかツボにはまりました。
 本来のホール部分は、何か使わないのかなぁ。面白かったけど、ちょっと勿体ない気も。
 あ、で、太陽の塔の黄金の顔が展示中だったのね。1992年の改修時に、これだけは交換された訳で、初代を間近で…で、でかいわぁ、やっぱり。お目目のところだけ貼られているのが可笑しい。

 しかし、ここで、思った以上に時間を使ってしまった。慌ててみんぱく(国立民族学博物館)へ向う。
 まずは特別展「ウメサオ タダオ展」。ちょっと、これは、圧倒されてしまうと言うか…。勤務時代、何度かお見かけした先生の若い日々は、なんとも熱く、きらきらとしてました。
 もしも、ご存命だったら、今、どんな言葉を発せられたのだろう。

 続いて常設展へ。相方は久しぶりなんだよな。しかし、時間はかなり押してきている。ざ〜っと矢印通りに回る。リニューアルのオセアニアアメリカの展示は、ごめんなさい、またゆっくりと。
 と言いつつ、私のテンション跳ね上がりポイントはしっかり押さえ…お気に入りのガネーシャを紹介したり、毎度のごとく、インドの操り人形が復活しない事を嘆いたり。ああ、でもやっぱり、アフリカのニャウ・ヨレンバと、日本の祭は外せない。この二ヶ所は、血が騒いで騒いで。私を支える柱。
 ミュージアムショップでは友人とちょいとお喋り。ん〜、この先も楽しみな展示があるのねぇ。ワクワク。さて、月刊みんぱくを3冊ばかり購入。
 あ〜もう、頭の中が沸騰状態。
 閉館時間間際で退出。外に出て、あとはひたすら、太陽の塔との時間。となるのである。

 写真は、初代の顔です。