ある日の学童でのおやつ、フルーツ入りヨーグルト。
おやつ係の班の子達の仕事は、「フルーツ缶を開けて、果物を小さく切る」。
その日は低学年の子しか居なかったわけで・・・あぁ、1年生には缶切りが難しいのね。縁にちょいっと引っ掛けて、ぐっと力をかける。たったこれだけの事が、難しい。四苦八苦。力入れっぱなしの子、縁に引っ掛けるのを忘れる子・・・手を出したくなる気持ちを、ぐっとこらえ、見守る。時々、手を添えたり言葉をかけたり。
日常の中にある、てこの原理。
こう言う体験が、いつか、学校で学ぶ事と結びつくといいなぁ、と思ったりする。実感してるのとして無いのとでは、違うよね。だから、「早く」するために大人がやってしまったり便利な道具を使ったりするのは、子供の大事な機会を奪う事になるんあだなぁとか。色々思う。
・・・家では、回転刃の缶切りで〜す。楽よぉ。便利よぉ。
子供達が、何かにつけて「早く!」「早くして!」と口にするのは、それだけしょっちゅう、言われているからなんだろうなぁ。
あぁ、しかし、難しいのは宿題。
算数でつまづいて居る子に、どう説明してあげたらいいのかが判りません。ん〜、あのね、小学校のお勉強は、出来る子だったのですよ。楽しかったし、こうした方がいいよとアドバイスを受ければ、なるほどとやっていたし。
だから、何故判らないのかが判ってあげられなくて、上手く説明してあげられない。それに、「めんどくさい」「いいよそんなの」と、間の計算式を書かずに答えだけ書いたり、余白での筆算を適当な字で書いて読み間違える子に、どうしたらいいのかが判らない。
判らなくて困っている気持ちは、判るんだけどねぇ。