川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

虫な夜、虫が寄る

ochamatsuri2012-08-02

 昨夜はPoe-Triでした。

 盛況。

 キャスト4人とオープンマイク13人のpoetryreading live。最近は、オープンマイク枠が早くに埋まってしまうようで…。
 昨日でvol.50 。初期の頃はキャストに入る人も常連で、私もやたら出演していたけど、いまや、同じキャストは最低6ヶ月は空ける、と決めているほど、このライブへのキャスト層が厚くなっていて、これは、ひとえに、主宰の大島氏の力なのだと思う。彼の誠実さ、他者の言葉への誠意。最近は、「声と言葉の動物園」と言っているようだ。しかも、動物が、自ら集まってくると言うことだそうな。その動物たちをまとめつつ、好きにやらせてくれる素敵な大島園長に感謝である。

 大島氏のブログはこちらhttp://blog.goo.ne.jp/islander-works/e/e0e23092d663ba813b3b66ba2e0556fb

 てことで、キャストで呼んでもらう機会が減ったのはちょっぴり淋しいが、この事態はとても喜ばしい事なのだと思う。

 さて、昨夜の私は無事、オープンマイクにエントリー。お、今年の詩ボク神奈川チャンピオン、菊池奏子嬢、浴衣姿が色っぽい。
 ふふ、隣で見てたよ。ふいに、ペンを走らせていたの。先に出た人の言葉から、新たな言葉を生み出し、自分の出番に滑り込ませる。
 これが、ライブの楽しさやね。

 私は、3作品。「蛾と蟻」、虫繋がりで夏の定番となっている「ぶ〜ん」、最後の「地蔵ぼ〜ん」は、今一つと相方に言われて寝かしていた作品。ようやっと書き直して、試してみました。しかし、あそこで5分オーバーの暗転にならなかったのは想定外。ラスト一行は暗闇の中で言いたかったんだけどね。
 時間を気にし過ぎて、ちと詠み方がせいてしまったかと、反省。

 毎度、ここに来ると色々考えますわ。私は、ちゃんとやれているか。この場でトライを出来ているか、この場に立つに相応しいありようでいるか。
 帰りの道々、一人反省会。

 帰り着いた玄関先では、ぶんぶんカナブンさんではなく、でかい方がお出まし。ひっくり返って「ぼ〜っと見とらんと起こさんかい!」と暴れているので、ちょいと返してやったら、「ま、写真ぐらい撮らせたげるわ」。
 周りにプチプチ黒いものが写ってますが、羽アリです。毎年この時期、うちのマンションで大量に行き倒れて下さいます。玄関開けっぱなしに出来ないよぉ。