川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

がっしょう

 合唱組曲『チコタン』の作曲者が亡くなられたそうだ。
 小学校で、隣のクラスが取り組んでいた合唱組曲。音楽会で、だから、最初に聞いたのはまだ前半の、可愛い恋の物語。
 どう進むのかとワクワクした、ある音楽会。

♪チコタン死んだ〜♪

 か、かなり衝撃の展開でした。
 大阪弁で軽快に畳み掛けていた組曲のラストの衝撃は、今も忘れられない。

 ん?

 今、気が付いた。

 高校では合唱部で、やはり合唱組曲に取り組んでいた。一曲一曲で独立しつつ、トータルで構成。
 な〜んや、ライブでの作品選び、構成の感覚は、あそこで育てられたのか。出発点はチコタンか。で、そこに落語要素が加わって…なるほどなるほど〜。

 あ、あれ?落語も、私の場合上方落語…。

 ん〜、ザ・大阪弁!て感じでは無いと思っていた私。でもそのベースは、しっかり大阪弁のリズムなんやなぁ、と再認識したのでありました。あの、大阪弁を生かした音楽。そう、あの響き。公演を前に、また一つ、原点を見つめる。

 ありがとうございました。合掌。