何もしないより、と言うのも判る。だから、否定しようとも思わないけれど、違和感を感じるのは確か。どうしても、井上靖さんの『補陀落渡海記』を思い出してしまう。
指名と言うのがひっかかるんだと思う、私は。しなきゃいけない状態に追い込み兼ねない。だから、寄付するけど氷水はかぶりません。と宣言する人もいるのが大事。
下手すると、ほんと、やらなきゃいけないになりがちだから。
かぶらなくていい、と言う選択肢があるにも関わらず、氷水をかぶる事がメインになって、かぶらないと面白くない、みたいになるのが怖い。
みんなが、流行だから、善い事だから、と言う言葉や雰囲気が人を追い詰める事もあるのを、忘れてはいけないと思うのです。