実家の玄関のお鏡、ふと見ると葉付きミカンが転がり落ちている。拾って乗せようとして、手が止まる。
ふ……、ふははははは。
お鏡のひび割れね、あれが、よりによって、お鏡のてっぺんで盛大に。バネか何かのように跳ね上がったみたいになっていて……乗せるの拒否かい!
はじき出されたかわいそうなミカンさんでした。
さて、結局、二日に大野に帰るのは無理と言うことで、私の実家にもう一泊。三日に横浜に戻る事に。
その出発前のお茶タイム。たねやの最中、自分で餡子を詰めるやつ。お正月モードの貝合わせのをいただきました。ふっくらした形がなんとも愛らしく美味しい一品でした。
ふと見ると、大量の年賀状を読んでいる父、ハガキ片手に眼が閉じている。
「お父さん、起きてる?」と、顔の前で手を振る。「あ、ああ、大丈夫」と答える父。
と、ここではっと目が覚めたよ、相方の隣の助手席で。
はい、寝ていたのは私でした〜。
昼過ぎに箕面を出発。うっかり夢の中の出来事でした。
途中休憩。あ、足もとに、羊さんの抜け殻が……。