ドキドキと土器をかけていたわけですよ。
月一回の劇的読書会。
「古事記」をテーマにしたことで始まったスピンオフ企画。これまではMさんの天皇に関するクイズ&講義。ついマニアックな話に食い付いてしまった元考古学徒。で、気が付くと「むーさんもなにか話を」と言う流れになり…。
じゃあ埴輪の話でもと言ったら
「埴輪と土偶って違うの?」
……え?
ええ〜?
「一般的にはそんなもんやろ」
と家で話を聞いた相方も言う。
そうかぁ、高校日本史をやっているなら基礎知識と思っていることは、一般的には忘却の彼方のマニアックな話になるのね。うむむ。
でも、その問いが出たことで、切り口が見つかった。
講義タイトルは「埴輪にドキドキ」
土偶と埴輪の違いから、縄文土器、弥生土器の話に持って行き、土器の発生、縄文時代と弥生時代へと展開し、古墳時代へと言う流れ。
質問とMさんのフォローで想定していたのとは違う流れながら、ざっくりと2時間弱の講座終了〜。
来月もう一回。こっちが本編だな。古墳時代の話。埴輪を中心に。
発掘調査ネタまで、出来るかしら?
と言うことで、実は今月は、この準備にはにゃ〜となっておりました。
埴輪、埴輪…あの図録が要るな、あの箱に入っているはず。
埋もれていた資料を発掘していたら、高校で日本史を教えていた頃のノート発見!おお、これぞまさに基礎知識。使えるよ〜。
もう先生はしないだろうと思っていたからノートも実家にあると思っていたのだが、持って来ていたのか、としみじみ。
仕方なく授業を受けてる高校生と違って、興味津々、知りたい欲求の高い大人達の食い付きに、こっちがワクワクしてしまいました。
しっかし、そのノートの表紙にこんなシールを貼っている辺り、我ながらなんとも……