川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

県庁にて

 神奈川県庁、キングの塔は、学童の研修で開港記念会館に行くたびに見ていたのだが、その建物の中に入るのは初めて。
 「神奈川県庁本庁舎大会議場短編演劇集vol.2」を見に行く。
 こう言う企画、好き。場の力を生かす舞台。

 県庁入り口では、ゆるキャラさんがお出迎え。急いでいたので、遠目にガラケーで慌ただしく撮って去った私です。

 公演会場には県知事もご来席。



 4団体5作品。土日4ステージで、各ステージ4作品なので、1作品だけ見られなかったわけですが……。
 かつての横浜を舞台にしたミュージカル、壊れて行く家族の息苦しくなる物語、男子って馬鹿で素敵だねなお話(深読みも出来る)、そして、この場に相応しい、県庁設計者の物語。それぞれに、拍手!な幸せな気分でありました。
 と、芝居そのものも良かったのだけど、次の団体への場の受け渡しがスムーズなのも、心地良かったのでした。何団体かが次々に、と言う企画の場合、その繋ぎ目がスムーズじゃなくて気持ちの悪い思いをすることがある訳で。そこが綺麗に流れているって、大事だよなぁと改めて思ったのでした。
 実は、後ろに小さなお客様が2名、一生懸命観ているからこその小さな疑問、感嘆、おしゃべりが面白くて……親御さんはハラハラだったとは思うけど。
 1本目のミュージカル、セクシーなお姉様達を、殿方達が華麗にリフト!
「わぁ、すご〜い。力持ち〜」
 ち、力持ち……。素直な感想に、吹きそうになりました。
 最後の物語、手紙で洋行した事が語られたヒロインが、カーテンコールでそれまでの袴姿ではなく、モガスタイルで登場したのが良かったなぁと思いました。

 笹浦さん、観る事が出来て良かったです。
 幸せな気分で、次の予定に向けて、慌ただしく退出したのでありました。ゆっくり県庁内を拝見出来なかったのは、ちょっぴり残念。