さて、あと十日ほどで初日を迎えます、楽園王『楽屋』。
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大阪帰還でしばし東京の舞台とはお別れ。と言う状況の中、5年前に震災で中止になった作品に向き合えるありがたさ。ずっと、宿題が残っている気分だったのですよ。
楽園王25周年であり、会場となっているサブテレニアンさんの10周年記念でもあります。
登場するのは4人の女優。そこは楽屋。舞台ではチェーホフ『かもめ』が上演されている模様。生者と死者が行きあいます。
そもそも、舞台ってのは世阿弥の昔から、生者と死者が行きあう場なのであります。
20代の頃にこの戯曲を読んだ時には気づかなかったこと、今だから身に迫って感じられることに気付く稽古の日々。心して、つとめまする。
ご予約はお早めに〜。