川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

楽園王

 大山の商店街は賑わっていて、歩くだけで楽しい。
 サブテレニアンに初めて来たのは、J-tanフェスの打ち合わせ。楽園王の稽古に、楽園王の楽屋。気が付けば通い慣れた道。
 てことで、楽園王『銀河鉄道の夜』千秋楽観劇。
 『雨ニモマケズ』を、「雨ニモマケズ手帳」をそう言う風に使うのか。なるほど〜と、ワクワクする。
 『雨ニモマケズ』も『永訣の朝』も、お茶祭りで何度も読んでいる。それを、客席で、長堀さんの演出で耳にするのが新鮮。改めて、賢治の言葉の力を感じる。
 ファンは親しみを込めて賢治さんと呼んだり賢治先生と言ったりするけど、楽園王のこの舞台では、宮沢さん。これが、なんだか心地好い。
 終演後、ばらしと言うか片付けを少しお手伝いして、小屋打ち上げに参加。


 なんだこの若者パーティー感は。チキンにピザに。ケンタッキーフライドチキンなんて、ずいぶんしばらく食べてなかったぞ。
 そして、舞台で使っていたベレー帽をいただきました。え?いいの?と言うか、ベレー帽=むーさん、なのね。いや、まぁ、被ってる帽子のほとんどがべれーなのは確かだけど。あ、写真は何か紫に写っちゃってるなぁ。もう少し、赤いです。

 出演者以外にも、お久しぶりな人にたくさん会えて、嬉しい限り。
 それぞれに先を見据えていて、動き出していて、話を聞いているだけでワクワクする。ああ、負けてられないな、と思う。
 ほいで、やっぱり楽園王に、長堀さんの現場に、出たいです。

 そうそう、サブテレニアンの赤井さんとは、西の人間にとって賢治はどうなの?と言う話からひとしきり盛り上がったのでありました。