川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

学校教育と表現活動

 今日は読書会。が、所用ありて欠席。ん〜、課題図書が夢枕獏「大江戸釣客伝」。語りたい事いっぱいあったんだけどなぁ。残念。

 で、何があったかと言えば、研修。学童ではなく、表現教育の方。 渡辺貴裕さんによる講座「これからの学校教育と表現活動」。
 学校教育のあり方をかえようとする試みはまだ始まったばかりで現場では噛み合っていないと言うのは、学童で宿題をする子供達を見ているので、実感。
だからと言ってそれを否定してばかりでは先に進まない。その試みに、まさに表現教育が生きる、はず。

「表現活動・演劇ワークショップはプレゼンなどが上手くなること」と言われたらどうですか?と言う問いかけ。
 まずは、違和感を感じる。ならば、どう答える?どう違うと思う?と言う問いが最初に提示される。それは、自分が何を大事に活動を行うのかと言う事。

 ワクワクする事、気持ちが動く事を恐れない事、かな私は。ちょっとこれでは、学校で説明するには言葉足らずか。

「きのうよりワクワクしてきた」

 これは、みんぱくで行われたブリコラージュ展のタイトル。この感覚。
 芝居を始めた時、マイムを始めた時、非日常の舞台だけではなく、日常がすごく面白くなった。ワクワクするようになった。その感覚を伝えたい。世界の見方が変わる。生きる事(=日常)が楽しくなる。そんな、体験。

 あ〜、あと、講座を受けて考えたことがもう一つ。それは、先日の学童の研修で工作おもちゃを作る時に教わったことがヒントでもあるのだけれど……、表現教育と国語・社会・音楽・体育って結びつきやすいと思うのだけれど、算数と結びつく活動って無いかなぁと。学童で、足し算は出来るけれど、引き算まして掛け算や割り算になるとつまづく子、図形の感覚が判らなくて悩む子を見ていると、それたを体感して楽しめるプログラムって出来ないかなぁと思ってしまったのでした。