川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

80年前

 昨日は、両親と伯父と一緒に池田の菁菁苑さんへ。
 流行りの長屋リノベーション。
 実は、80年前、父たちが少年時代、諸般の事情で何度か引越した中で住んでいた一か所が池田の菁菁苑(父によると、字は違ったらしい)。
 池田の長屋での話を聞いた覚えはあったのだが、それがまさかここであったとは。

 そもそもパントマイム仲間であった白藤・増渕の野口体操の教室の場となっているのが、菁菁苑の〇塾(わじゅく)さん。
 母の友人のラオスの布のお店Shokuさんが池田の長屋にお店を出すと聞き、あら、それは〇塾と同じエリアでは?まぁ、奇遇。と思ったのも、わりと最近。
 そんな中、父との会話の中で出てきたのが「せいせいえん」と言う言葉。え?あれ?それってもしかして、ここ?
 地図を確認してもらう。間違いが無い。長屋の配置も覚えているという。住んでいたのはどこ?と聞けば、父が示したのは……〇塾さんの場所ではないですか。
 以前、父がこのあたりに来た際には、長屋は残っていたけれど、外から覗いただけだったらしい(リノベーション前だな)。今なら、多分、見せてもらえるのではないか、と慌てて〇塾さんに連絡。
 どうぞお越し下さいと快諾いただいた上に「実はむーさんの舞台観てます」と言うびっくりも。

 と言うことで、父と伯父は懐かしい我が家を見に、母はお友達のお店を見に、と言う大人の遠足。あれこれ思い出話。屋根に上っていたことや、野球をしてボールがお隣の大家さんのお家に飛んで窓ガラスガッチャンとか……。正しくやんちゃな、昭和初期の少年たちでありました。

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 せっかくだからお昼も菁菁苑で、と言うことで、お肉のお店「一夢庵」さんへ。あ、一夢庵と言う店名の由来は……あれかな?と思ったそこのあなた、それです。あの方への憧れでの命名です。いや、これが、美味しい。ちょっとお高めのランチと思いましたが、このクオリティならリーズナブルと言うべきお値段でした。
 父と伯父はお昼からビール。大人の遠足ですから。私は、さすがに、高齢者3人を連れての遠足に、ひと口だけ。

 色々ご縁の糸が繋がった菁菁苑さん。月末から来月頭にかけてのあちこちライブ、一か所は〇塾さんに決定!

 ……「今日、清水先生がお泊りなんですよ」に更にびっくり。