川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

癒すと言う事

 

 NHK土曜ドラマ「心の傷を癒すということ」を観ている(まだ、先週分が観れてないけど)。
阪神淡路大震災の際に心のケアにつとめた安医師をモデルにしたドラマ。
「神戸の人はバチがあたったんや」と言う心ない言葉。その話を聞いた安医師が言う。
「その人、怖いんやろな。怖て怖てたまらんねやろな」だから、自分にはそんなことは起こらないと思いたくて、そんな風に言ってしまうのだと。
 ああ、そうか、と思う。不安な心があるから、言ってしまう言葉。その後の災害の際にもそんな言葉はたくさんあった。そして今はそれが、ネットで拡散し増幅されてしまう。
 みんな、怖いんだ、不安なんだ。心ない発言、ひどい、と責めるだけでは、おさまらない。
 多分、今の新型ウイルスに関連して起こっているのも、そう言うことなんだろうな。
 正しく恐れるって、簡単じゃないし。

 ドラマは、とても丁寧に作られている。避難所の様子が、当時のドキュメンタリー映像なのか?と一瞬思うくらい。あの空気。一緒に見ていた相方も「すごいな」と呟いている。私たちがボランティアで入ったのは、一ヶ月後だったけど、あの時の光景が、甦る。とても、とても、大切に作られているドラマ。こう言うところは、さすが、NHK
 それにしても、柄本佑さん、関西弁がうまいなぁ。「あさがきた」の時も思ったけど、磨きがかかってます。ふわっと語る関西弁が、たまらないです。


日帰りツアー

 しっとりしたドラマの話の後になんですが……

 関西の朝の番組に『よ~いどん』と言うのがある。その中に、たむけんの「いきなり!日帰りツアー」と言うコーナーがある。街行く人(おばさま)に声をかけ、そのまま日帰りツアーに出発!と言うもの。
 先日の朝、新聞を見ると「宮沢賢治の故郷、花巻」の文字。ええ~。と、ついテレビをつけてしまう。それは、出会ってたら間違いなく喜んで行ってるわ。どこから出発やったんやろ(どこかの駅前や商店街で、人を探してます)。
 ん?んん~?
 阪急の曽根駅前やないですか。うちの最寄り駅~。うわ、いつ来はったんやろ。なんで出くわさなかったんやろ、と思ってしまう。
 花巻だから、飛行機。空港に行きやすい出発地として、曽根なんだろうな。
 あ、あれ?なんか、うまく同行者が見つからないの?
 いかん、歯医者の時間だ。気になりつつ家を出る。歯医者到着。待合室のテレビには、ひとりで北上川沿いを歩く、たむけんの姿……一緒にいってくれる人、見つからんかったんか~い。ガチなコーナーは、たっま~に、こう言うことになる。贅沢三昧の日帰りツアーをたむけんがひとりで巡る図……(^_^;)
 ちなみに、「なんで、対象はおばさまなん?」と言う声もあり、こんど「おじさま」に声をかけて、と言うのがあるらしい。