礫の朗読、投げてきました。
テキストだけでもよいのだけれど、せっかくなので、朗読もつけて。
その日も
— 川島むー (@ochamatsuri) 2022年3月20日
パン屋はパンを焼く
洗濯屋はアイロン
本屋は埃を払い
眼鏡屋はレンズを拭く
教師は教材を揃え
踊り手はストレッチ
歌手はハミング
子供らのおはようの声
パン屋の窯では鳥の形のパンが焼け
春を迎えに
飛び立つ
今
空に
響くのはひばりの歌
さえずるような
子供らのおはようの声#礫の朗読 pic.twitter.com/lwSbx6vzcS
春分の日、ウクライナでは鳥の形のパンを焼いて春を祝うのだそうです。明日、春分。非常事態のままのかの地への、祈りをこめて。