川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

お月見に向けて

ochamatsuri2006-10-03


 たまには、こんなものも載せておこうか。過日のイベントに、お月様の絵に絵に添えた、季節の言葉。(毒気は、無い。)

『 暦 〜十五夜に寄せて〜』

暦には大きく分けて二種類 
お日様中心太陽暦
お月様中心太陰暦


明治維新の日本は 
なじみのお月様あっさり捨てて 
お日様暦に乗り換えた
その柔軟性は見事だが 
気の毒なのはお月様
旧暦などと呼ばれては 
まるで日陰の身じゃないか


しかし、いささか早まった
季節の行事を日付のままに 
太陽暦に移すとは
行事と季節がずれちまう


七草粥は一月七日 
野に出て七草見つからないから 
      スーパーに行って買いましょう
お雛祭りは三月三日
お花を上げましょ桃の花 
      温室育ちを上げましょう
七夕祭りは七月七日
雲に隠れた二人の逢瀬 
      はてさて願いは届くのか


されど 孤軍奮闘お月様
お月見だけは譲れない
こればっかりは 
季節通りでまいりましょう


旧暦八月十五日、
今年は十月六日なり


だから 地主さんにお願いです
十五夜 十六夜 立ち待ち 居待ちに寝待ち
月見の季節が終わるまで 
空き地の草刈りお待ちあれ


すすきが原で まぁ一献


「いい月だぁねぇ」