川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

学生の力

ochamatsuri2007-06-30

 今住んでいる街には、大学のキャンパスがある。

 駅から我が家への道は、まさに通学路。彼らの登下校ピークにぶち当たると、結構大変。道幅いっぱいに広がって、通れないよぉ。こらぁ、タバコ捨てていくなぁ、チャリで猛スピードはやめてぇ、坂ばっかりだから怖いよぉ、せめて、ぶつかりかけたら謝ってくれぇ。若者集団の勢いに抗うのは大変です。ピーク時に大学の腕章をつけた警備員さんたちが出張って、交通整理をしているのは、ちょいと悲しい。

 その一方で、その学生達はよく働く。地元とちゃんと関わろうと言うことで、大学のお祭りは地元と一緒に作ると言うコンセプト。駅前広場でのイベントにも力を発揮。この週末は、「打ち水キャンドルナイト」が企画されている。キャンドル用の竹筒作りが進んでいる。これも、学生さんたちでやっているようだ。
 自分の学生時代を振り返ると、う〜ん、キャンパスのある石橋で、飲んで騒いでいたけれど、そこに還元する何かって、やってなかったなぁと思ったりする。ちょっと、彼らが羨ましい。

 新入生は、キャンパスライフにも慣れ、五月病シーズンも超えて落ち着いてきた頃、かな。ファミレスにいると、そんな彼らの会話が漏れ聞こえてくるのが楽しい。自分の地元の話、高校時代の武勇伝、今の友達の話。今のグループがちょっと面倒とか、このグループで固定するのは嫌だとか、カラオケに行こうとしないからつまんないとか、あの恋話はただの噂らしいとか、あの子が意外に面白いよとか、癒し系は誰だとか。二人で会話している中に出てくる、色んな名前。ふむふむ。聞いていると人物関係が描けそうだ。