川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

戸塚まつり、浴衣、食べ歩き

ochamatsuri2008-07-15

 昨日は、戸塚にある八坂神社のお祭り。商店街から神社にかけて屋台が出て賑わうのだとか。去年は、その屋台の端っこを覗いただけだったのだが、実は神社のお祭りが興味深いものであることを知り、今年は行くぞと張り切る。

 ・・・うそ・・・なんじゃあこりゃあ。いや、ほんまにびっくりした。なんだこの人ごみ。で、屋台が、屋台が・・・どこまで行っても屋台だよ〜、どんだけ広範囲に広がってるの?脇道にそれてみよう・・・って、うわぁ、ここにも。屋台と言うか、そのあたりのお店の人が軒先で出店中。焼き鳥焼きのお手伝いをしている小学生が、
「これ楽しい〜。毎年やりたい〜。」
 と、テンション上がりまくっているのが微笑ましい。
 あ、ここもお店?と思ったら、自分達用のバーベキュー中だったり。こ、これ、普段は出来ないよなぁ。
 「甲子園名物かちわり」には笑ってしまう。ここでそれを売りにするのか?
 「いいだこ入りたこ焼」は、ちょっと食べにくそうかなぁ。
 「トッポギ」「ケバブ」「ひとくちステーキ」ちょいと本格的な感じの屋台もあるのが、また楽し。

 あっちこっち、覗いて楽しむ。

 で、やっぱりなぁ、私はお祭りのお客さんの側じゃなく、あっちに入りたいんだなぁ。いらっしゃい、美味しいよ、楽しいよ、と言う側。お祭りを動かす側。そう、団扇で焼き鳥をパタパタやっている小学生。彼の気持ち。


 
 で、まぁ、夏のお祭りなので浴衣率は高し。当然ながら左前になってしまっているお嬢さん方もチラリホラリ。(ちなみに、右手が入る着方をを右前と言います。これ、名称を逆に使ってる人が結構居るみたい。)でもね、それを見て「それじゃ、死人でしょ、駄目ね。」とは言えないな、と最近思う(着付け習ったばかりの頃は、ちょっと思ったりしたけれど)。だって、仕方ないよね、知らないんだもの。幼い時から教えられてたらともかく、誰も教えてくれなかったんだもの。で、浴衣が流行だして、かわいいし着てみよう、とがんばって自分で着たんだもの。そのチャレンジ精神や良し!と思うのだ。間違ってるって事は、誰かに指摘されたり、周りを見たりして、そのうち気が付くもの。はじめの一歩、その着物気分を味わって欲しい。で、そのうち何人かが次のステップに進んでくれたらいいと思う。
 昨日はむしろ、丈が短いんじゃないの?と言う子が多かったのが気になる。確かに、浴衣は普通の着物より短め。とは言え、それは上げ過ぎでしょ。色気も何も無くなるよぉ。もったいないよぉ、と思う。でも、これも最初はそうなるのね。私も、母に言われて着直した覚えがあるわ。
 どちらかと言うと、立ち居振る舞いを何とかしなさい、と言うほうがよっぽど気になりますが。ま、それでも、浴衣着てると制約があるから、ちょっとはましなのかな。
 足元がサンダルとかなのは、オッケー。この人混み、無理して下駄で鼻緒ずれ起こしたり怪我したりするより、ずっといい。(ハイカラさんは袴にブーツだ!)



 しかし、何より気になったのが、と言うか
「そら、あかんやろ〜」
 と思ったのが、子供の食べ歩き。
 手元、足元のおぼつかない幼子に、串もの(焼き鳥、綿菓子、チョコバナナ等)を食べさせながら歩いている親子連れをちょいちょい見かける。数年前にあったでしょ、綿菓子の棒の悲しい事故が。ハラハラしてしまう。
 ん〜、子供の頃、絶対駄目!だったぞ。屋台で買い物をしたら、人の流れを避けて、立ち止まって食べること。串を持って走ろうものなら、雷落ちたよ。自分にもよそ様にも危険なことだから、絶対に駄目!だったはずなんだが。
 こればっかりは、知らない、教えられてないでは済まないと思うのだが・・・。


 写真は、神社にて。お目当ての方々が、神社を出発します。これが見たかったのよ。詳しくは次の日記にて。